水商売で独立したい!失敗しないための知識やポイント更新日:2018.12.19
こんにちは!札幌すすきのを中心にテナントビルを展開するLCグループです!
スナックやキャバクラ、ホストクラブなど水商売で独立したいと考えている方は意外と多いのではないでしょうか。
今回は水商売で独立したい方必見!
水商売での独立に向いている方やメリットデメリット、独立する方法として必要な知識やポイントについてご紹介します。
水商売での独立に向いているのはこんな人!
接客業が好きな人なら一度は夢見る(?)水商売での独立。
なかでも、こんな人は水商売での独立に向いていると言えます!
水商売の経験がある人
やはり経験したことがある分野での独立は有利。
キャバクラやスナック、ホストクラブなどの黒服など、水商売で働いていたことがある方は始めやすいです。
基本的な会計システムや給与システム、相場、仕入れ先など、業界知識や情報がある状態からスタートできることは大きなアドバンテージ!
業界の人脈が多くあれば、さらに有利ですね。
経営スキルがある人
独立ということは経営者なので、水商売や接客業の経験自体がなくても経営スキルがある人は向いていると言えます。
会社のビジネス戦略の手腕やスタッフのマネジメントスキルを生かすという意味では、昼間の仕事でマネージャーなど管理職の経験があるという方もアリだと思いますよ!
水商売で独立するメリットとデメリットとは?
一般的な飲食店とは違う、水商売ならではのメリットとデメリットについて紹介します。
水商売での独立メリット
■大きな元手がかからず独立のハードルが低い
水商売のメイン商品はあくまでキャスト。
本格的な厨房設備や食材などの準備はあまり必要なく、質の良いキャストがいればすぐにでもスタートすることができます。
オープン後も水商売は現金商売が基本ですので、キャッシュフローがスムーズ。
手元にお金が早く届くので経営を回しやすく、その部分を含めても独立のハードルが低いと言えます。
■普通の飲食店と比べると利益率が良い!
スナックやキャバクラ、ホストクラブではキャストのサービスをプラスすることによって、お酒や軽食の値段も一般的な飲食店より高めに設定されています。
そのため利益率も一般的な飲食店より良く、効率よく利益を上げることができます。
水商売での独立デメリット
■最初の内は業界知識や人脈がないと大変かも?
水商売は独特の世界です。
一般的な会社とはルールや常識が違う部分も多々あります。
水商売の知識や情報がない状態で独立をすると、最初はその違いに戸惑う方も多いです。
困った時に相談できる相手や営業先として業界の人脈がない場合は、その人脈作りも同時に行う必要があります。
独特な業界だけに相談できる相手がいないのは、いざと言う時に苦労してしまうかもしれません。
■メイン商品のキャスト管理が一番の難点
キャストがメイン商品のため、経営者の業務内容にはキャストの管理が含まれます。
キャストのモチベーションを保ちながらきちんと出勤、質の良いサービスを提供できるように管理していくのはなかなか大変なことです。
キャストが辞めてしまっては商売になりませんからね。
キャストの働きやすさを整えたり、仕事の悩みをフォローしたり、時にはプライベートの悩みを聞いてあげるなどの必要もあります。
密なコミュニケーションで信頼関係を築くことが大切です。
水商売で独立するために重要なポイント!
水商売で失敗なく独立するために、こんなポイントを押さえましょう!
必要な費用を把握し、計画をしっかりと!
水商売での独立には開業のための設備投資費用と、当面の運転資金が必要です。
前段で「本格的な厨房設備は必要ない」とご紹介しましたが、店舗の内外装やソファーなどの備品は重要。
水商売の非日常的な雰囲気を作るためにも、ここは手を抜いてはいけないところですよ!
飲食店の開業資金についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますのでぜひ読んでみてください。
また、水商売ならではの費用としては、キャストの求人にかける費用やキャストの人件費も大きなものとなります。
キャストの質はサービスの質、お店の質に直結するものなので、ここもしっかり費用をかけて充実させたい部分です。
成功の秘訣は人脈!
お店には様々な業種の方がお客様として来店されます。
こんなにたくさんの業種・職種や立場の方とつながりを持てるということは、一般の会社ではなかなかできないことです。
人脈は何よりも、会社を安定的に経営していくための大切な財産です。
丁寧で誠実な接客をしたお客様は、また新しいお客様を連れてきてくれます。
全ての行動がその後の評判や人脈につながるのです。
誠実で心地よい対応を心がけ、人脈を大切に育てて行きましょう。
忘れちゃいけない風営法
キャバクラやホストクラブは「接待」のある飲食店として、風営法上の「風俗営業店」にあたります(スナックに関してはグレーですが「深夜酒類提供飲食店」です)。
風俗営業店や深夜酒類営業飲食店は、営業可能エリアや時間、スタッフやお客様の年齢、店舗設計など守らなくてはいけないルールが風営法で定められています。
これらのルールは「知らなかった!」では済みません。
違反していると開業できなかったり、営業取消になってしまったりする可能性がありますので、水商売で独立を考えている方は風営法についてもきちんと確認が必要です。
風営法については、こちらの記事でもわかりやすくご説明しています。
また、バー、スナック、ホストクラブの開業についてはこちらでもご紹介していますよ!
まとめ
・水商売での独立は過去に水商売の経験がある方や、経営スキル、マネジメントスキルなどがある方が向いています。接客業が好きなら完璧!経験自体がなくても、昼間の仕事でマネージャーなど管理職の経験がある人は向いていると言えます。
・水商売はキャストが揃えばすぐにスタートできるため独立のハードルは低めです。一般的な飲食店と比べて利益率も高いので、効率よく利益を上げることができます。一方で一般的な飲食店とはルールや常識が違う部分も多く、業界知識がないと最初は戸惑うことも多いかもしれません。キャストがメイン商品ですので、人を扱う仕事特有の大変さもあります。
・独立のハードルが低いと思われがちな水商売ですが、安易な独立は失敗の元!独立の際には開業や経営のための費用をきちんと押さえ、人脈を大切に育てていくことが必要です。また、キャバクラやホストクラブは風営法上の「風俗営業店」です。風営法に違反しないように風営法について知っておくことも大切です。
水商売での独立をご検討されている方で、さらに疑問点やお困りのことがあれば、札幌すすきのを中心にテナントビルを展開するLCグループの磯へお気軽にお問合せください!