ホストの昔と今を比較！最新のホストクラブ傾向も解説更新日：2024.10.25
こんにちは！札幌すすきの・函館・旭川を中心にテナントビルを展開するLCグループです！
ホストクラブは時代とともに大きく変化してきました。
かつては特殊な夜の世界でしたが、今では接客業の一つとして広く認知されるまでに。
今回のコラムでは、そんなホストクラブの昔と今を比較してご紹介！
現在のホストやホストクラブの状況、ホストクラブの歴史なども改めて解説します。
ホストクラブの昔と今を徹底比較！現代の風潮を知ろう
ホストやホストクラブの昔と、現在の風潮を比較しながらご紹介します！
思わず「懐かしい！」とつぶやいてしまう方もいるかもしれません。
ホストのビジュアル
昔のホストといえば、派手な外見が特徴的でした。
髪型は毛束感を強調したスジ盛りや長髪が定番で、金髪や茶髪が主流。
服装も派手な光沢感のあるスーツに、先のとがった革靴、そしてアクセサリーを多用している人が多い印象でした。
一方、現代は髪型や服装が自由なお店も多く、多様化が進んでいます。
髪型は盛りすぎないナチュラルなスタイルが好まれ、黒髪のホストも増加傾向。
服装も、高級感のあるハイブランドを取り入れたスタイルや、カジュアルでナチュラルな私服など、個性を生かした着こなしが見られます。
ホストの待遇と労働環境
昔のホストクラブは、完全歩合制が一般的で、売れていないホストは日々の生活もままならないほどの薄給でした。
福利厚生はほとんど存在せず、売上至上主義の厳しい環境だったのです。
現代では、多くのホストクラブで待遇改善が進んでいます。
歩合制が基本であることは変わらないものの、基本給と歩合給を組み合わせたシステムを採用したり、福利厚生や研修制度を整備したりするお店も増えるなど、各店がそれぞれ待遇改善に取り組んでいます。
営業スタイル
昔のホストクラブでは、過度な色恋営業や、なかば強引に飲酒や高額のオーダーを勧めるような営業スタイルも見られました。
しかし、現代の営業スタイルは大きく変化しています。
「色恋営業」を楽しむお客さまもいる一方、友達のようなラフなやり取りを提供する「友達営業」や、癒し系の弟的な接し方をする「弟営業」など、多様なアプローチが生まれています。
初回料金という良心的なシステムの導入や、売掛の排除など、クリーンな営業スタイルが主流となっています。
SNSの普及により悪質な営業はすぐに拡散されてしまうため、業界全体の自浄作用も働いているのです。
営業時間
かつてのホストクラブは「夜のお店」のイメージ通り、夜から朝までずっと営業しているのが一般的でした。
しかし、現代では風営法によりホストクラブの営業時間は24時、または25時までと制限されています。
多くのクラブでは、夕方から深夜0時頃までの「1部営業」と、日の出からお昼頃までの「2部営業」という形態を取っています。
盛り上げ方
ホストクラブの代名詞ともいえるシャンパンタワーやシャンパンコールは、今も変わらぬ人気を誇り、ホストクラブの一夜を盛り上げています。
シャンパンコールは1999年に考案されたといわれ、当初は高級シャンパンの「ドンペリニヨン」がオーダーされた際の「ドンペリコール」から始まりました。
現在ではさまざまな種類の「飲みコール」も発展し、ホストクラブの雰囲気を盛り上げる重要な演出となっています。
ホストクラブの歴史も振り返り！
ホストクラブの歴史は1965年、東京駅八重洲口前の「ナイト東京」に始まります。
当初は女性客が男性ダンサーを相手に社交ダンスを楽しむ場所でした。
その後、1971年に新宿2丁目にオープンした「クラブ愛」により、現在のような会話を中心としたスタイルが確立されました。
1980年代後半から90年代前半のバブル期には業界も最盛期を迎え、バブル崩壊で一時低迷したものの、2000年前後にはカリスマホストが次々と登場。
メディアでも数多く取り上げられ、ホストクラブとホストが一般にも認知されるようになりました。
2010年代にはカジュアルな服装でラフに接客をする「ネオホスト」と呼ばれる新しいスタイルが生まれています。
近年は新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越え、エンターテインメント性の高いサービス業として、時代に合わせた進化を続けています。
ご紹介したホストの歴史については、こちらのコラムでも詳しく解説しています。
近年のホストクラブの傾向は？売れるホストの最新情報も
メディアやSNSなどの影響で、ホストが世間に対して広く認知・受け入れられるようになったことに伴い、ホストのビジュアルや営業スタイルも多様化しています。
たくさんのライバルの中から売れるためにも、キャラクター設定やファッションを含めた自己プロデュースは必須です。
近年のホストクラブで人気の、代表的なキャラクターにはこんなものがありますよ。
アイドル系・王子様系
高いビジュアルと洗練された接客を魅力に、人気を集めているキャラクターです。
近年の「推し文化」とも相性が良く、SNSを通じた影響力も大きいです。
友達系
楽しく飲みたいというニーズにマッチするキャラクターです。
場を盛り上げるのが得意なホストは、友達系に向いているのではないでしょうか。
オラオラ系
男らしさや、すこし強引なS系キャラに魅力を感じるお客さまもいます。
ふとした瞬間に見せる優しさや配慮がギャップとなり、人気が高まります。
子犬系・弟系
かわいい系のビジュアルや愛嬌などを魅力としたキャラクターです。
面倒見の良いお客さまからの指名につながりやすいでしょう。
お兄さん系
包容力あふれる大人の男性を演出するお兄さん系は、悩みごとを相談したいというお客さまに人気のキャラクターです。
オリジナル系
どのキャラクターにも当てはまらない個性的なキャラクターであるオリジナル系も。
自分らしさを生かしたキャラクター作りをすることで、ほかのホストと差別化していけるでしょう。
まとめ
●ホストクラブの昔と今
ホストクラブは時代やニーズに合わせて進化し、昔と今ではさまざまな部分が変化しています。
メディアやSNSを通じて、ホストが一般社会に広く認知・受容されたことで、ビジュアルや営業スタイルも多様化。
ホスト業界の自浄や待遇改善なども進んでいます。
●ホストクラブの歴史
ホストクラブの始まりは、女性客が男性ダンサーと一緒に踊る社交場でした。
1971年に「クラブ愛」がオープンし、会話を中心としたお店に。
バブル崩壊やコロナ禍などを乗り越えながら、エンターテインメント性の高いサービス業として現在も進化し続けています。
●近年のホストクラブの傾向は？売れるホストの最新情報
現在のホストは、SNSの影響などから自己プロデュースが重要視されています。
アイドル系や友達系、オラオラ系など、多様なキャラクター設定や営業スタイルが登場しています。
LCグループは札幌・函館・旭川で貸しビル事業・ビルメンテナンス・不動産事業などを行なっています。
テナント探しやビルメンテナンスなどでお困りの方は、LCグループへお気軽にお問い合わせください！
