不動産買取の流れを解説!注意点や業者選びのポイントも紹介更新日:2020.08.20
こんにちは!札幌すすきのを中心にテナントビルを展開するLCグループです!
不動産の売却には、通常の仲介売買のほかに「買取」という方法もあります。
あまり聞きなれない売却方法かもしれませんが、手間なく早く売却したい!という方にはおすすめの方法でもあるんですよ。
今回は不動産の「買取」について解説!
通常の仲介売買との違いや不動産買取の流れ、注意点などをご紹介します。
不動産買取とは? 通常の仲介売買との違い
不動産買取とは、物件を不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法です。
通常の仲介売買では広告を出して購入希望者を探し、物件を売却します。
購入希望者がすぐに見つかればよいのですが、なかなか見つからずに時間が経ってしまったり、価格交渉が大変だったり、売却できると思いきや契約前にキャンセルされてしまったり……など時間と手間がかかります。
対して、不動産買取では買い手を探す必要はなく、金額の折り合えさえつけばすぐに売却が可能です。
仲介売買と比べて手間が少なくスピーディーに、そして確実に売却できる方法なのです。
仲介ではないので、仲介手数料もかかりません。
また、通常の売買では売主には売却後も一定期間「瑕疵担保責任」があります。
瑕疵担保責任とは、売却時に気づかなかった不具合が売却後に発見された場合、売主の責任で修繕しなくてはならないというもの。
不動産買取ではこの瑕疵担保責任が免責となっていることが多いのも、メリットのひとつでしょう。
不動産買取のデメリットを挙げるとすれば、売却価格が低くなってしまうことです。
仲介売買と比較して、7~8割程度の価格になることがほとんど。
不動産会社は、買い取った物件をリフォームやリノベーションをして再販売をするため、通常の査定よりも安い価格での買取となるのです。
不動産買取の流れとは? ステップごとに解説!
不動産買取の大きな特徴は、売却先が不動産会社であるということです。
購入希望者を探すための広告や内見対応などは不要ですが、それ以外の流れはそう大きな違いはありません。
不動産買取の流れを下記でご紹介します。
【1】売却相場を調べておく
まずは物件の売却相場を自分で調べてみましょう。
買取とはいえ、少しでも高く売りたいもの。
目安の金額を知っておくことは大切です。
【2】買取査定を依頼する
不動産会社へ買取査定を依頼しましょう。
できれば複数の会社へ依頼をし、比較検討するとよいですね。
【3】買取価格の提示を受ける
不動産会社から買取価格の提示を受けます。
前述した通り、不動産買取では仲介売買と比べて7~8割ほどの価格となります。
提示価格に納得がいけば、売買契約をすすめます。
【4】売買契約を締結する
手付金を受け取り、売買契約を締結します。
残金の受け取り方法や引き渡しのスケジュールなどを確認します。
【5】残金の受け取りと引き渡し
売却代金の残金を受け取り、同時に物件を引き渡します。
物件の名義変更なども同日に行います。
不動産買取をスムーズに行うための注意点
スムーズに売却をすすめられる不動産買取ですが、注意点もあります。
査定は複数の不動産会社に依頼して見極めを
不動産買取は仲介売買と比べて安い売却価格にはなってしまいますが、少しでも高く適正な売却をするためにも、査定は複数の不動産会社に依頼して金額を比較検討するようにしましょう。
ちなみに、査定価格は高ければ高いほど良いとは限りません。
他の査定結果と比べて極端に高い、安いという場合は注意が必要です。
物件の不具合はきちんと報告する
不動産買取では瑕疵担保責任がないと説明しましたが、だからといって物件の不具合を報告せずに売却するのはNGです。
最悪の場合、詐欺行為となってしまう可能性があります。
物件の不具合や問題、老朽化している部分はきちんと伝えたうえで取引を行いましょう。
瑕疵担保責任は契約によって免責かどうか異なる場合があるので、契約内容をよく確認し理解して進めるようにしましょう。
不動産買取の業者選びのポイントとは? LCグループの不動産買取
不動産買取を依頼する会社を選ぶ場合、不動産買取の実績が多い会社へ依頼できると安心です。
物件のあるエリアの実績や、売却したい物件と似たような物件を扱った実績が多い不動産会社に依頼するようにしましょう。
販売物件としてリフォーム済みの物件を多く扱っている不動産会社も、買取の実績が多いと考えられますよ。
査定は無料、現金決済でスピーディーな取引が可能です。
飲食店ビルからオフィスビル、マンション、一戸建てなど、高価買取いたします!
まとめ
- 不動産買取とは、物件を不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法です。仲介売買と比較して価格は7~8割ほどになってしまいますが、購入希望者を探す必要がないので、手間なくスピーディに売却できます。
- 不動産買取の流れは購入希望者を探す必要がないことを除くと、仲介売買と大きく変わりません。相場を確認、査定依頼、価格提示、売買契約締結、残金決済と引き渡しという流れになります。
- 不動産買取では、複数の会社へ査定依頼を出し比較検討すること、物件の不具合はきちんと報告して売却することがポイントです。
- 同エリアや同物件の不動産買取の実績が多い不動産会社へ依頼すると安心です。LCグループでも不動産買取を行っています!不動産買取は札幌エリアを中心に多くの実績があるLCグループにぜひご相談ください。